求人サイトを利用するメリット・デメリットとは

公開日:2021/07/21  最終更新日:2021/08/30

看護師さんの転職において、看護師求人サイトの利用はオススメしていますがメリット・デメリットはつきもの。
そこでこの記事では、よく聞くメリットとデメリットをまとめています。
両方ともを理解した上で、求人サイトを効果的に利用するためにお役立てください。

求人サイトを利用するメリット

①就業中でも効率的に求職活動を進められる

業務内容も忙しく、夜勤がある病院などでは特に変則的な業務になる看護師さん。
仕事終わりに転職活動をしようにも、疲れきっていて思うようにいかないこともありますよね。
その点求人サイトを活用すれば、働いている間にコンサルタントさんが希望に合わせた求人情報を探しておいてくれるので、あとは休憩時間や帰宅後に返事を返すだけ。履歴書などの作成を代わりに行ってくれる求人サイトもあるので、一人で頑張るよりもはるかに効率的に転職活動をすることができます。

②非公開求人を紹介してもらえる

登録の有無に限らず求人情報を探すことはできますが、わざわざ求人サイトに登録するメリットはそれぞれのサイトが持っている『非公開求人情報』。
非公開求人には好待遇のものが多く存在し、一般公開にして応募者多数になってしまうことを防ぐために非公開にしている場合もあります。
各求人サイトごとに紹介できる非公開求人は異なり、紹介後すぐに決まってしまうこともあるため、複数のサイトに登録して様々な非公開求人を紹介してもらうことで良い条件で転職できる確率が上がります。

③履歴書や面接などのアドバイスをもらえる

いざ応募しようと思ったときに最初の壁になるのが、履歴書などの書類作成。
いくら良い条件の病院が見つかったとしても、どう書けば書類選考を通過できるのかを知らなければ箸にも棒にも掛かりません。
そこでプロのコンサルタントさんに経歴を伝え書き方のアドバイスをもらえば、それだけで書類選考通過率が格段に上がるんです。
求人サイトによっては代わりに書類作成をおこなってくれるところもありますので、どうしても忙しく履歴書に時間を割けない人は、代筆してくれる求人サイトを利用しましょう。

④自分では伝えづらい条件面などの交渉をしてもらえる

書類選考後面接に進んだ際必ず話題に上がる、条件面の交渉。
面と向かって話すと希望条件をいうことに気が引けたりしてしまう場合もあるかと思いますが、事前にコンサルタントに伝えておけば大概は代わりに条件面の交渉を行ってもらえます。
今よりも良い環境で働きたくて転職を考えているのに、交渉の場で何も言えず結局病院側に言われるまま…という状況にならないように、良い転職につなげるためにもこのサービスは必ず活用してほしいです。

⑤円満退職のためのアドバイスがもらえる

条件の良い病院に就職が決まり、職場へ退職の意向を伝えるときがやってきました。
ですが、慢性的な人手不足や優秀な人を手放したくない病院側の事情で「辞めます」と言いづらいのが看護師の現状。
それでもできるだけ円満に退職したい…そんな人のために、多くの求人サイトではコンサルタントが円満に退職するためのアドバイスをしてくれます。
場合によっては代わりに退職の意を伝えて辞められるようにサポートしてくれることもありますので、職場の事情により相談して進めることができます。

⑥これらすべてのサービスを無料で利用できる

ここまでメリットとしてご紹介したサービスは、すべて無料で利用できるサービスです。
転職にあたって精神的にも物理的にも心強い味方がついてくれる上に、これらのサービスがすべて無料というのが最大のメリット。条件を妥協したくない人や一人での転職活動に限界を感じている人には特にオススメです。
すぐには転職予定がなくじっくり探したい人などにも、条件の良い非公開求人を定期的に紹介してくれるなど希望に合った使い方ができるので、転職を考えているというすべての看護師さんは一度利用してみると良いでしょう。

 

求人サイトに登録するデメリット

①連絡頻度など、担当との相性が悪い

求人サイト利用であるあるなのが、連絡頻度が多くてすべての情報が見切れない、煩わしいというもの。サービスを無料で利用できるのには、コンサルタントが病院側から紹介料をもらっているからなので、中には自身の成績ばかりを気にして頻繁に求人情報の連絡をしてくるといったコンサルタントもいます。そういった場合、担当コンサルタントではなく求人サイトに連絡すれば担当を変更してもらえますので、運悪く相性の悪いコンサルタントが担当になってしまった場合はすぐに申し出ましょう。

②希望の求人を中々紹介してもらえない

次に、コンサルタントと意思の疎通が思うように図れず、希望しているような求人をなかなか紹介してもらえない場合です。これには先述した通り、コンサルタント側の都合で求人を紹介してきている場合や、求める条件の理想が高すぎて中々それに見合う求人がない場合があります。後者の場合は条件を見直す必要がありますが、前者の場合はコンサルタントを変更してもらうか別のサイトを利用するといった対策が取れるので、なるべく無駄な時間を使わないように上手に活用していきましょう。

③コンサルタントによってサポートが不十分な場合がある

いくらサポートをしてくれる存在とはいえ、コンサルタントの中には経験が浅く、当たり障りのないアドバイスしかしてくれない方もいたりします。無料で利用できるとはいえ、できるなら転職者を多く見てきた経験豊富なコンサルタントがいいですよね。見分けるのが難しい場合もありますが、もし頼りないと感じた場合は遠慮なく他の方に変えてもらうか別の求人サイトのコンサルタントに頼るなどしましょう。ここはもう運次第なので、見切りをつけるなら早めが吉です。

④転職を急がされる場合がある

コンサルタントが自分の成績を上げたいがために、転職希望者に無理に転職を進めてくる場合があります。その場合は希望条件を満たしていようがいまいが、「こんないい条件の病院はなかなか出てこないですよ」等、その病院を受けさせるように誘導してきます。本当にその可能性もありますが、特段転職を急いでいない場合やどうしても妥協できない条件だった場合は断りましょう。そういったことが続くようであればコンサルタントの利益を優先して求人を紹介してきている可能性が高いので、別のコンサルタントに変えてもらうなどの対策を取りましょう。

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