看護師が転職をはじめるならどのタイミングが理想?
「今の職場がきつくて辞めたい」
「でも辞めるタイミングがわからない…」
夜勤で体力がきつかったり、職場の人間関係が複雑だったり…色々と不安なことがつきまとう看護師さんのお仕事。
転職したいと悩んでいるけれど、病院側が辞めさせてくれない、どう辞めたらいいかわからないといった悩みでなかなか一歩が踏み出せない看護師さんは多いです。
そこで今回は、転職を考えたときにいつからどう行動に移すのか、どうすれば円満退職できるのかといったコツをご紹介します。
転職で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
転職をするのに適した時期
看護師の転職において、どの時期に転職するかということはかなり大事です。
ベストな時期をいくつかご紹介するので、悩んでいる方は参考にしてください。
■年度末
■人事異動の時期
■ボーナスの支給時期
年度末や人事異動の時期は病院内での人の動きが多く編成を変える時期でもあるため、比較的退職がしやすい時期といえます。ボーナスをもらってから辞めたい場合は、心象が悪くならないよう配慮して退職の意向を伝えましょう。
転職活動をはじめるタイミング
オススメは“在職中”。看護師の転職は面接が1~2回のことが多いので、早い方なら2週間程度での転職も可能です。
ただ、病院をしっかり比較して決める時間を考えるのであれば、2~3ヶ月程度前から転職活動を始めるのが吉です。ここで、合わせて退職の意志も伝えておきましょう。
肝心の伝えるタイミングですが、就業規則を確認して「退職の申し出は退職希望日の1ヶ月前」と記載されていたら、引き止めに合うことも考え2~3ヶ月前に伝えると良いでしょう。なかなか辞めさせてもらえない場合も考えて、なるべく早めに退職の意志を伝えるのがベターです。
円満退職のコツ
■退職の意志はまず直属の上司に伝える
退職の意志は、まず直属の上司に伝えましょう。いきなり看護師長などに伝えてしまうと上長の心象が悪くなってしまいますので注意が必要です。同僚などには退職が正式に決定するまでは伝えることを避けましょう。
■ネガティブな転職理由は避ける
退職の意志を伝えて引き止めに合ってしまうのは、退職理由がネガティブな場合が多いです。“違う分野に挑戦したい”など前向きな理由であれば、引き止めに合う可能性も低くなり円満に退職できるでしょう。どうしても難しい場合は、体調不良などのやむを得ない事情も引き止められにくいとされています。
まとめ
今回の記事では、看護師さんが退職しやすいタイミングと円満退職のためのコツをご紹介しました。
転職時期、退職の意向を伝える時期、転職理由の伝え方のコツを押さえておけば、引継ぎや上司の心象を含めスムーズに転職できる可能性が高くなります。裏ワザとしては、看護師求人サイトのコンサルタントさんにお願いすればそういった入退職にかかわる手続きなどを行ってくれる場合もありますので、就業中の方は求人サイトのサポートを上手に利用して転職を成功させてください。